• miyuki-809366

積丹(北海道)の海にて

 1月初旬、北海道・積丹の海に潜ってきました。この時期、積丹では野生のトドと遭遇することができます。トドは陸上では動きが鈍いためウォーウォーと威嚇してきますが、水中では飛行機のように動き回りとてもフレンドリーです。大きな目をクリクリさせてすぐそばまで寄って来ます。体長3m程の巨体ですが、ワンコみたいに可愛く、人の動きをマネする個体も。決して人を襲うことはありません。

 

今回はエントリーしてすぐに2頭のトドが近寄ってきて、何度も回遊してくれました。

 

 でかすぎて、近づいてくるとカメラに収まらない。(笑)


 トドの他にもゴッコ(ホテイウオ)もこの時期しか見られない魚です。深海200~300mから産卵に来ます。お腹に吸盤があり岩に張り付きます。動きがどんくさい。(笑)


 それと水ダコ。求愛の時期です。この写真はまだチビで、10~15kgくらいでしょうか。大きくなると足の長さだけで1.5m、足が広がると3m以上になりダイバーは隠れてしまいます。重量は40kgほどになります。


 私は平成4年からの18年半、北海道で生活していました。積丹の海では講習や水中ガイドをしており、私をインストラクターとして育ててくれた原点の海です。

 以前は潜れば必ず沢山のトドに囲まれたものですが、地球環境の変化による様々な要因でトドと遭遇する機会がめっきり減ってしまいました。トドだけではなく、水中の生物は減り続けています。ダイバーである私たちは水中の変化を知ることができます。「昔はこんなに豊かな海だった。」と語り続ける状況を食い止めるために、今一度、環境問題について考えてみる必要がありますね。